本部長通信216  2008年6月18日

何故極真空手を習うのか(14)


級の段階の完成とその道
 自己創造するために、級があると表現しましたが、段階を踏まえて成長すれば問題がないのでありますが、それでも、問題になるのが自分の弱さということなのです。未完成の成長段階が級ですから、絶えず自分の弱さとの戦いなのです。一人前になるためには、自分の弱さとの戦いは通過しなければならないのです。
 それは何のために自分の弱さを克服すかといえば、最高の主人を迎えることなのです。最高の主人とは誰なのかというと、自分のためにやってくれる主人ということなのです。
 段階に応じて、成長するのでありますが、白帯で師範に出会うのと、茶帯で師範に出会うのでは、違うのです。同一師範でも、成長段階での師範はそのレベルで最高の価値を表すことができるのです。