本部長通信209  2008年6月11日

何故極真空手を習うのか(7)


理想の環境の実現
 創立以来七年間で、道場生が理想を求めて有り余る環境が実現されました。縦の流れは、師範を中心として、指導者と道場生が築かれました。もしも、誰か一人でも欠けたならば、横的広がりをみせる環境は生まれてきません。縦の流れが築かれたからには、拠点拡大が同じ伝統として展開することができるのです。すなわち、師範につながる大山総裁からの伝統の重みの実感を、支部拠点を中心として師範の理想の相対として築くことができるのです。
 支部組織の存在は、伝統を中心として、理想の拡大として、絶対に造らなければならないのです。その理想の拡大の代表者として立つべき人物が師範代ということになるのです。今その中心に立っているのが核のメンバーです。
 そこで、師範と師範代が一つになった場合、つまりお互いが共に相対となって、信頼の主体・対象関係になった場合、とんでもないことが起きてくるのです。いわゆる、師範の夢物語を、現実的理想として生まれさせることができるようになるのです。
 そうなると師範のパワーが限りなく理想に向かって全開し、師範の理想を求めようとするそういう作用になるのです。すなわち、師範が投入した理想以上の力となって、師範を刺激するようになるのです。

師範稽古 長町教室 中江選手会 移動突き40分