本部長通信208  2008年6月10日

何故極真空手を習うのか(6)


環境の広がり
 師範は何を次に検討したかですが、師範と指導者あるいは師範と道場生との関係は、いわゆる一直線の関係であります。師範が立っているところに、指導者も立つし、道場生も立つのであります。次に、範囲の拡大には、師範を中心として、より多くの支部拠点を求めるようになるわけです。
 多くの支部拠点という面積が必要になってくるわけです。中心点一つに留まるだけでなく、同じようなレベルが無数に拠点化するわけです。ですから,立てられた伝統を横に展開していくのが、多くの支部組織になるわけです。
 道場生が、師範の理想の完成の立場に立つし、指導者の理想の中心に立つのです。そこで、縦の伝統を横に展開して多くの刺激を感じさせるのが支部組織なのです。

師範稽古 田子教室 移動蹴り40分