2020年1月21日(八段語録3691)
道場生に対する警告
日々の指導者の言葉をしっかり受け止めて、押し流されないようにすることが大事です。
この警告は、何気なく話しているようですが、とても厳粛なものです。
人に勝つより自分に勝つという事で、最終的な勝利を約束するという事です。
それは、何に対してもという事で、自分の目標を持って稽古をすることを進めるのです。
それだけに、指導を受けた内容に対しては、さらに心に受け止めていくべきなのです。
そうでなければ、稽古をしているようですが、初めに話したように押し流されることになるのです。
要するに、船のロープが外れて、漂流するようになるという事です。
すぐれた、極真空手で培った知性と体力と思慮深さをよく見はり、見失ってはいけないのです。極真空手の稽古から目を逸らすようになると、すぐに修行も後退する段階に入るのです。
結局、道場に対する違反と不従順が当然の処罰を受けるという事にもなるのです。
自ら去っていった道場生も、道場にいることができないという負債を帯びてしまうという事になるのです。道場で稽古をしながら、道場の指導方針に無関心であるとするならば、悲惨な結果をもたらすという事を心していかなければならないという事です。
ところで、極真空手は、創始者のレベルを自分の物にするという事にあります。稽古は最終的勝利をもたらすために日々精進するという事なのです。それをないがしろにするなという事なのです。自分の能力を高めるために矯正訓練するというところでもあるのです。
先輩たちが忠実にその内容を示してくれているという事ですから、極真のパワーを保障されて伝えて貰っているという事なのです。そして、修行して完成を目指している道場生はというならば、極真の権威を示す人物になりうるという事なのです。誰かがそれを果たすというのではなく、道場生一人一人が果たすという事なのです。道場生一人一人が、栄光と誉を勝ち取るという修練を継続していかなければならないという事なのです。
極真空手の世界伝播はまだ続くのです。この極真魂でもって、多くの国民に歓迎されているという事を知っています。それだけに、日々修練を怠らずに歩もうではありませんか。