本部長通信192  2008年5月25日

極真精神と我々(6)


 宮城県本部を見た場合、一番初めから付き従った三銃士がおります。その後に基盤ができてからの弟子たちがおります。新しく入ってきた弟子たちは継承された伝統を受け継いでいくことが最優先されます。
 そして、三銃士の弟子たちは、師範の血肉みたいなものです。極真会館宮城県本部が滅びずに発展させたメンバーであり、功労者なわけです。急速に発展したとしても、この弟子たちに抜きには語れないことになるのです。
 今現在、三銃士の弟子たちと、新しく基盤ができた弟子たちとが調和しなければならないと師範は考えるのです。古い弟子と新しい弟子が宮城県本部の象徴のような存在になっているのです。
 先に支えてきたメンバーと、新しく支えているメンバーが、礼節を重んじ、先輩を尊敬し後輩を労わるならば、発展の礎は盤石になるのです。この関係が崩れてしまうとなると発展はおろか、分裂と不信感の温床となるのです。
 宮城県本部において、先輩と後輩が一致団結していくとすると、とてつもない発展が現れてくるのです。

師範稽古 移動蹴り40分 審査会