2019年12月27日(八段語録3680)
道場生に対する姿勢


 基本的には、私が仲介者として、極真の伝統を道場生に伝えるという事なのです。
また、道場生の基本的人権を守るという事を意識して、指導するのです。それだけに、イジメや悪口のない団体にするのです。
さらに、道場生が道を外れた場合は、罰則規定があり、反省する期間を持ってもらうのです。
このような内容をベースにして、これからの文章を表現するのです。
さて、道場生が初心者から始めて、有段者になるまで級のレベルを超えていかなければならないのです。十年から十五年の歳月の修行をして、有段者になるのですが、その間に極真手塚グループの伝統を叩き込むのです。その結果、有段者になって、さらに指導者となり、奥義をマスターすべく指導にいそしむという事になるのです。もちろん、自分の稽古はもとより、道場生の為に道を示すという作業も始まるのです。それも指導者として道場生を平等に扱うという技術を学ぶのです。
ところで、ここでは、道場生が道場に迷惑をかけるような事をした場合について表現するのです。勝手に道場を辞めて、他の団体に移動するようなことがあるとするならば、罰則とするのです。個人的に事情がある場合には、公表はしないのです。しかし、明らかに道場生を誘うような行為がある場合には、ホームページと各団体に破門文書を回覧して、他の流派に伝えるのです。しっかりとレッテルを張るという事で罪滅ぼしをしてもらうのです。もちろん、反省して戻ってくるとするならば、破門は撤回することも可能なのです。
一人で他団体に移るよりは、道場生を誘いあって移るのでは、罰のレベルが違うのです。
さらに、道場生や辞めた道場生が師範の悪口を言うとするならば、罰則があり卑しむ行為とみなすのです。また、師範にさらに強く、暴言を吐いた場合には破門と言わざるを得ず、処分に値するのです。もちろん、過剰な裁きをするという事ではなく、反省するとするならば許されるという事を自覚してもらうのです。また、道場の器物に損傷を与えた場合には、事務局と連絡を取って、スポーツ保険の手続きをしなければならないのです。
結論として、修行中に様々なトラブルが待ち受けているのは理解するのです。
このグループでは、道場生がやり直しきくようにするというのが手塚会長の口癖なのです。それを放蕩息子の例えで話していました。どんな修行の挫折があろうとも、必ず戻ってくることができるのが手塚グループなのです。
最後まで、このグループに残る人は、手塚グループの家族愛を大切にして、師範への忠誠を果たすがゆえに、最後まで残ることができるというものです。