2019年12月25日(八段語録3678)
道場生同士はどうあらなければならないのか


 人と人がどうあらなければならないかという事を、文章にしようとしているのです。
このグループの主張は、現代社会において極めて稀になっているような道徳秩序かもしれません。手塚会長に従ってきて、極真の強さを求める以上に、厳しい修行であったことは間違いないのです。世間では人々は気ままで、不道徳になっており、お互いが信頼することができなくなっているのです。それだけに、私達の武道団体の教育は世の光となると確信をしているのです。つまり、手塚グループの道徳概念は、正しい道徳行為の表現になっているのです。この姿勢は、寸分の隙を見せることはできないので、最高の修行という事でもあるのです。
さて、家族概念がこのグループの特徴ですから、両親に従うという事が、正しいと判断するのです。私の場合、手塚会長に従うという事が、極真の道において要求されてきたことでした。また、手塚家を見せて頂きながら、家族ですから結婚関係は尊厳あるものとして映ったのでした。
結婚している人が不倫や浮気をすることは、相手に対する裏切り行為であるのです。
結婚が、全ての人に尊敬されるようにするのは、夫婦共の務めであるという事です。
要するに、不品行と姦淫は家族を壊すものに他ならないのです。世の中の現実は、この浮気や不倫が蔓延しているのです。いとも簡単に不倫をし、忍耐することもできすることもできず離婚するのです。
ところで、家族を守るがゆえに、私有財産は尊ばれなければならないのです。
家族が共に築いている財産は、評価され認められるべきなのです。
それだけに、現代社会を蝕んでいる窃盗という行為は断罪されるというべきことになるのです。さらに、自己防衛のために、嘘をつくという事は全く許されるはずはないのです。
自分の手をもって正しい仕事をし、骨折って働くという事は必要な事なのです。
また、重要な事は、互いに悪口を言い合っていけないのです。
結局、そのような姿勢を取ると、お互いに気まずくなり極真の道から外れてしまうという事になるのです。
私自身、誰からも何の借りも無いように生活をしようとするのです。
それだけに、お互いが思いやるとするならば、何の害も与えないのです。
結果的に、道場生がどうあらなければならないかという事を、表現しているのです。
この道場で、しっかり訓練していくならば、社会に出ても、しっかり各位を守って、渡っていけるというものです。