2019年12月9日(八段語録3662)
極真手塚グループの差別化


 このグループは、他の団体の友好を願うのです。決して対立することは好まないのです。
もし、不都合なことがあるとするならば、私達から遠慮するという選択をするのです。
それにもかかわらず、このグループは社会貢献に関して高い意識を持って実践しているのです。
武道団体でありながら、更生保護活動はもとより、公安委員会主管の少年警察補導委員から覚せい剤防止指導に至るまで、社会貢献を重要視しているのです。
それだけに、地域の住民は、極真会館に対して、好意を持って尊敬してくれるのです。
さて、私の意識としては、一般の人達と私達のグループのメンバーとは区別するのです。
というのも、世間から何の妨げもなく日々の稽古ができるように配慮を欠かさないのです。
もちろん、国や地方団体に補助金をお願いするわけでもありませんので、世の中からの支配権は無いのです。
それだけに、私達が世間に対して優位を保つという事にもなるのです。
間違いなく、世間に対して配慮と犠牲は付きものであるという意識は強いのです。
結果的に、「世に勝つ」という状況が生まれてくるという確信は強くなるのです。
ところで、本当に世間が求めている極真であるかという事は、常に自問自答するのです。
それは、このグループそのものを、考えていく事に他ならないのです。
決して虚像の中に、身を置くという事はしないのです。
もし、このグループに戦いを挑むという事があるとするならば、鉄壁の防御をもって超えていくのです。
だからといって、傲慢になるという事ではなく、光の中を慎み深く武人としての道を、推し進めていくという事になるのです。
それだけに、このグループが受ける恩恵も甚だしく大きいのです。
道場生は、文武両道の道を究めるという事で、社会的リーダーを目指すのです。
多くの優秀な人材が生まれ、飛び立つ姿を目の当たりにしてきたのです。
少なからず、極真を志す入門の動機には、優秀な先輩が影響を与えているのです。
確かに、私は、何もわからずに十代で出発した極真空手でありましたが、右も左も分からない若造が、いつの間にか、社会から信頼を受けるようになったのです。
差別化して、信頼される道を歩み続けたという事が大きな要因になっているのです。
これは、ひとえに極真に対する確信、使命の実行という事で、今まで積み重ねてきた結果という事にもなります。
極真よりほかのモノは無いという確信で前進させるように努力するのです。