2019年12月7日(八段語録3660)
手塚グループの誕生の背景と私達の歴史


 手塚会長は改革の人でした。総裁と意見を異にすることも多く、総本部への禁足処分を何度も食らったという事でした。
下段攻撃なしの大会を行って総裁からひんしゅくを受け、組織に対して上下関係のフェラルキーではなく、家族としてまとめていかなければならないという事を主張し続けたのでした。
それだけに、手塚会長からの指導は、組織にこだわらない家族という雰囲気を道場の中で形成していくかという事を念頭に置きながらの指導でした。
チャンピオンになって名声を得るという虚像を、徹底的に粉砕したという事でもありました。それだけに、強さより指導者を育てるという結果になったのです。
それ以上に、どのように道場に貢献して、後輩を育てていくかという原点を提示し続けたという事も記憶に残っているのです。
会長と共に世界を巡回する時は、家族をテーマに指導するという事を重点に置いたのです。
単なる組織という事ではなく、家族としての絆を深めていくという事に力点を置いたのでした。
それだけに、極真を愛する道場生を育てていくという事でした。
道場での基本稽古、型、組手は、極真空手を世界に広めていくうえでの基礎の基礎として位置付けたのでした。
私達は、家族組織を守るという事で、手塚会長の願いに立つという事を願われたのです。
この内容が、他の武道団体とは全く違った運営なのです。
一人一人役割があり、お互いにカバーしていくのであって親であり兄弟姉妹という各位はあっても、支配被支配という上下関係はないのです。
それだけに、上から目線という事で強制するという事はあってはならないことなのです。
もし区別するというならば、このグループを大切にする人と粗雑にする人という事になるのです。
それだけに、手塚グループを祝福する者は祝福されるのであり、呪うものは呪われるという事になるのです。
当然、登山口は極真空手を研究して修行するという事であります。
そして、実践して身に着けた人格と強さを誇るという事になるのです。
極真として武道を捉えるという事が総裁や手塚会長から学んだことなのです。
このグループを祝福する者は愛されるという伝統を打ち立てていきたいものです。
誰も非難することなくカバーしあう関係が手塚グループという事になるのです。
次の世代に繋げていく指導者を目指していく事を強く願っています。