2019年12月3日(八段語録3656)
極真を新しく知り地上最強を回復する


 最近感じるのですが、「極真空手は既に歴史」になったという事です。
もう現実世界から取り外すことはできない存在という事でしょう。
そのような事から、もう一度極真を新しく知り、自分自身の意識も更新しなければならないのではないかと思うのです。
そして、精神と肉体の両面に渡って、地上最強を回復しなければならないと思うのです。
さて、毎日活動して気が付くのですが、多くの道場生は極真が素晴らしいと認めて稽古に専念しているのです。
しかしながら、実際に手塚グループとして、世界最強として存在しているかというならば、世間が認めるだけの努力は、まだ足りないというのが現実なのです。
現実の状態から「幻」へと向かっていくには、原点に返って見つめ直す必要があるというものです。
まして、手塚会長と「幻」を共に分かち合ってきたのですから、指導者として力を発揮できていないという事は明確に認めるのです。
かといって、道場生を戦闘マシーンにして、「あらゆる大会で優勝せよ」という号令はかけないのです。
それだけに、何を道場生に示していかなければならないかというならば、新しい極真空手なのです。
私としても、何もしていないのではないのです。日々瞑想を繰り返しながら、現実を越えていくという戦いの真っただ中なのです。
創始者の「強い手」(神の手)が私に働きかけてきているという事は、日々実感することなのです。
それだけに、自己暗示をかけているのは言うまでもありません。
「自立」「包含」「限界がない」「契約を果たす」「変わらない」「常に信頼」という事です。
空手家という事ですから、「伸ばした腕」に自信ありという意識になる訳です。
そのような暗示を、体験的に指し示すことによって、乗り越えようとするわけです。
結論として、私自身ブルドーザーのように前進する以外に無いという事なのです。
それだけに、極真を新しく知り、私が伸ばした腕によって、あらゆることを可能にしていきたいという思いになるのです。
後戻りはできないので、世界のブランチチーフと手を取り合って、世に示していかなければという気持ちになります。自分がどうかではなく、極真がどれ程の内容を秘めているかという事なのです。無能な極真にはしてはならないという気持ちを込めてペンを置きます。