2019年11月25日(八段語録3653)
極真以外に他にないという信念


 このグループの目的は、道場生が願った計画に導かれることであります。
その為に、指導者は、道場生の人生に極真空手という切り口で介入していくのです。
文武両道ということでもあり、道場生の人生に相関関係を持ってもらうようにするのです。
そして、現在は三代目という立場から、このグループを牽引するという立場にあるのです。
実際の私はというならば、理屈を並べて、重荷を負いきれないという事を弁明するのです。
「自分には力がない」「人を説得する雄弁さはない」という言い訳です。
それだけに、できない理由だけでなく、できる理由を挙げようと瞑想をするのです。
そして、具体的な一歩を踏み出すという今日という現在を迎えようとするのです。
ところで、このグループはもとより、更生保護でも、いつの間にか指導者なのです。
私自身、極真と更生保護という二本立てで今まで歩んできました。
このグループでは、手塚会長から引き継いで幻のような希望を追っかけているのです。
また、更生保護に関しても、東北大会では壇上に上がって、表彰する立場になるのです。
つまり、修行者としての歩みから、年月を経て表舞台に引き出されているのです。
それだけに、お客さんのような立場から、自ら主役となる姿勢に飛躍する時期を迎えているという事でもあるのです。
特に、このグループに関しては、リバイバルが起こるという事を前提に考えており、幻を希望として見るかのような世界で戦っているのです、
何か苦難や試練に遭遇すると、自分を極端に過小評価してしまうのです。
ですから、私にとって「極真以外に他にない」という信念が必要になってくるのです。
今まで、大会において、少なからず多くの武道の修行者を打ちのめしてきたのです。
どのような強者がいても、極真の軍配に降りてしまうという事を見てきたのです。
人生は、試練が当たり前にあります。
その試練を打ち破って、本物を表すという事が願われるのです。
あらゆる災禍から逃れて、恩恵を受けてきたという実感が極真にあるのです。
それだけに、強い口調で道場生の皆様には、「極真以外に他にない」と断定するのです。
一つの生き方として、「極真以外に他はない」という気持ちの継続性もあっては良いのではないかと思うのです。
石の上にも三年、つまり継続していく事が、プライドの原点になるのではないかと考えるのでした。