2019年11月17日(八段語録3649)
人生試練は付きもの


人は生命として誕生して、光輝きますが、最後は死と闇で終わるのですから悲しいものです。
その原因はと尋ねても、自然にそうなっているとしか答えることができないのが現実です。
解決策はと考えますが、健康で長生きという事で我慢するだけで、どうしようもない事でしょう。
それだけに、この現実を脱出していくという事に焦点を当てて考えるのも良いのではないかと思うのです。
さて、今現在、世界に極真手塚グループに所属して下さる道場生が増えています。
大山総裁も、手塚会長もこの世から脱出しましたが、その影響を受ける道場生が増えているのです。
という事は、先人が残した伝統が、今の道場生に継承され生きているのです。
私達の場合、手塚会長の願いが、今も有効に働いているという事だと思っているのです。
ところで、私は何を思うかというならば、どれだけ、グループの責任者として影響を与えていく事が出来るかという事であります。
棚から牡丹餅というわけにはいきませんから、それなりの活動を展開すべきであるという事です。
もちろん、先人の勝利の継承になる訳ですから、伝統をしっかり守って、多くの試練に打ち勝つという事になります。
私に要求されることは、勇敢であるという事だと思っています。
というのも、すでに極真の伝統は世に勝っているからであります。
有難い事に、初期極真会館のように、実践空手に対する偏見はなくなったということです。
当時は、大会で死人がでるとか、負傷者続出とか言われていましたから、誤解も溶けているという事です。
それでも、空手本来の道をフルコンタクトで歩んでいますので、他流派の方からは恐れをもって眺められているかもしれないのです。
かといって、私達のグループに妨害を加えているというわけではないのです。
かえって、私達の発展に対する消極的な姿勢が問われるというものです。
せっかく、極真の道を歩み始めているにも関わらず、修行途中で、文句を言って、前進しない道場生がいるという事です。
いつの間にか、堂々巡りで、多くの時間を費やしてしまって、後悔が後からついてくるというものです。
それだけにもっと、極真空手を楽しみたいものです。