2019年10月25日(八段語録3647)
誓い
手塚会長と共に、世界中を巡回してグループの準備を重ねてきました。
このグループの根幹は、家族という関係で結ばれているのであります。
それだけに、ピラミットにみる階層関係の組織にはなっていないのです。
基本は、新渡戸稲造の姿勢を真似るところが多いのです。
「彼らは貴賤、大小、老幼、賢愚と等しく交わり、その態度は嫺雅(かんが)優美なりというもおろか、愛情はその目より輝き、その唇に震う。彼らの来るや、爽然たる薫風吹き渡り、彼らの去るや、吾人が心裡の暖気なお存す。」
「学を衒(てら)わずして教え、恩を加えずして保護し、説かずして化し、助けずして補い、施さずして救い、薬餌を与えずして癒(いや)し、論破せずして信服せしむ。彼らは小児の如く戯れかつ笑う。彼らの戯は無邪気というも中々に、罪を辱かしむるものなり。」
このような真の武士道を世界に伝えていくのがこのグループなのです。
このような姿勢は、合意して、握手するという軽いものではないのです。
もちろん、元に戻すという事でもないのです。
最も厳粛な誓いを立てたという事なのです。
つまり、血判をしたような心構えで、このグループを出発させているのです。
この誓いは、今も有効なのです。
無条件の誓いであり、決してどんな状況にあっても無効となるものではないのです。
それを認めないところに、問題の根は広がると思っているのです。
それだけに、このグループと接するときに、階層階級の発想から逃れるのです。
ただあるのは、家族として父であり、兄弟であるというだけなのです。
もちろん、何をしてもいいということではなく、できなければ、訓練が下るというものです。
上下関係の組織ではないだけに、家族としての愛情を踏みしめていくので発展は遅いのですが、絆は強固なのです。
その姿勢を前提に、世界戦略を練っているグループでもあるのです。
遅々たる歩みですが、確実に多くの人に繁栄をもたらすために、日々努力をするのです。
そのような私たちグループに対して、多くの賛同も得ているという結果も、近い将来に現れると思っているのです。