2019年10月19日(八段語録3646)
成長のステップ


 日々繰り返すことは、反省するほどの、失敗の連続なのです。
静岡山田先生の長泉での審査会においても、もっと素晴らしい審査会ができたのではという反省する気持ちが大きいのです。
というのも、素晴らしい道場生が審査会に出席して、それに見合った準備が出来ていたかという気持ちがあるのです。
常にもっと良い方向へと道を求めるのは、昔も今も変わらないのです。

初対面ということもあって、何ら交流もなしに審査は三時間以上に渡って行われました。
審査会が終わってから、懇親会のひと時を持ちました。
極真手塚グループの家族としての気持ちが、通い合ったという気持ちになったのでした。
山田先生が育てた道場生の素晴らしさを堪能してきました。

手塚グループの全国のブランチが増えるというよりは、家族が纏まっていくという事です。
今年も、世界中を巡回して、日本中の大会や審査会に参加してきました。
極真空手を通じて、人格の交流ができるということに感謝するのです。
こうして、常に手塚会長の指導を思い出しては、このグループの原点に立ち返ろうとするのです。

このグループは、徹底的に争いを避けるのです。
どのようなことが起きても、主張をするというよりは、譲り合うということに徹するのです。
そして、選択権を相手側に委ねて、できるだけ和やかな方向で協調するのです。
決して、私達が主張し最善の選択をするという事ではないのです。
理由は、譲るからという事なのです。

まがいなりにも、世界を巡回して、世界の青年たちが望んでいるものを提供できるのは、極真で、ステップアップできるという確信なのです。
確かに、手塚グループを見切った人達もいましたが、手塚会長の初めの愛情に立つのならば、再び戻ってくるだろうし、前進できるのです。

つり合わぬくびきであるならば、仕方がないことですが、それでも愛情を重ねていくことが、私たちの役割です。
それも、極真空手に対して、理性でも体力でも超越した応答をしようとするのです。
そして、多くの道場生に対する約束に対しても、応答するレベルをもって対応しようとするのです。