2019年10月18日(八段語録3645)
極真は生命の道


 人の生き方として、不器用極まりない、生き方をしてきました。
青春時代から今まで、極真しか見えてないし、見ないのです。
私の友は、極真空手だけであり、他はいらないという意気込みを続けているのです。
というのは、人に対する信頼よりは、極真という武道に対する信頼が強かったのです。

日々の生活が、極真という武道が友ですから、誰からも文句も来なかったのです。
つまり、人が求める地位や名誉、そして財産には目もくれないという生き方でした。
それが、今振り返れば、あらゆる紛糾に巻き込まれなかったゆえんのようでした。
極真を枕にするという意識で、実に最良の友であったのでした。

それが、今も続いているのですから、狂った侍のようです。
極真を追い求めるがゆえに、結果的に多くの煩わしさから分離されたのです。
一つの事しか求めていないものですから、実に単純なのです。
それも、恩恵も多い生き方として、今に至っているのです。

要するに、極真との契約が始まったという事なのです。
これで、人生を読み解くという、膨大な理想と夢へ立ち上がったとも言えるのです。
それだけに、なぜかしら見えない手によって、導かれ啓示のように方向を示されたのです。
嬉しいことに、私で終結するのではなく、息子が後継になってきているのも感謝なのです。

それだけに、勢い良く、日本と全世界に向かって進軍していくことができるのです。
この年齢にして、一兵卒のような心境で、前進できるのですからありがたいことです。
日本の武道で、世界の多くの青年を救うという大きな意識にもなれるというものです。
当たり前に、極真を軽蔑するような世界の青年はいないのです。

今も先頭を切って、この武道のすばらしさを、世界中に伝播するのです。
もうすでに、天職の領域に達しています。
9月に誕生日を迎えて、七十歳まで、四年か必死に戦おうと決意をしています。
というのも、大山総裁が七十歳で召されたので、勢いよくその年齢を超えていきたいのです。

もちろん、手塚会長も七十六歳で天に召されたのですから、総裁を超えるのを第一段階として、七十歳になったならば、手塚会長を越えていこうと思うのです。
これからも、極真の最前線で激しく、身もだえすべく、日々の生活にチャレンジです。
明日は、宮城県本部の審査会です。
道場生の成長が楽しみです。