2019年9月21日(八段語録3632)
転機の訪れ


 家出をした時が高校を卒業するかどうかの時でした。また再び二十数年たって、家族五人を連れて、帰郷するのです。さらに、八年間、学問を選択するのですが、極真会館の宮城県本部の師範となるのです。
大きく分けて、三回の転機が訪れたのでした。
自らの成長とともに、人生が天との契約が明らかになったという事でもあります。
そして、現在六十六歳で、人生のクライマックスが待ち受けているという状況です。
終活ではありませんが、極真クライマックスをどのように義認していくかなのです。

さて人生で、多くのテスト(試練)がありました。
若いころは、数々の失敗を重ねてきたことは言うまでもありません。
特に人間関係では、先輩と人との軋轢が余りにも多かったのです。
それだけでなく、独自路線を絶えず歩むという無謀ぶりでした。

それでも数々の失敗を犯したのですが、天は全面的に応答しているように思えたのです。
過去の試練で、学位による科目免除での税理士と極真での師範のどちらを選択するかという事でした。
友人が無謀であるとの助言を押し切って、学位を取ることを優先したのです。
それを、手塚会長の願いに答える形で、極真の師範を優先したのでした。
八年に及ぶ学問の苦労をドブに捨てるような行為であったのでした。

ところで、師範を選択したことについては、七つのステップがあったのです。
① 手塚会長から電話が来る。
② 私は、その願いに答えることができるかどうか分からず新松戸道場へ向かう。
③ 税理士志望と極真師範を一緒に連れていくように二者選択状態でした。
④ 手塚グループの現状を見て、中途半端はいやなので、極真師範を選択をする。
⑤ 今までの学問の八年間をすべて捨てて、燔祭のように焼き尽くしてしまう。
⑥ そこで、手塚会長と堅い約束をして、支部認定書を頂く。
⑦ そして、極真会館宮城県本部を開設する。

今考えていることは、極真本部道場を建てるという意識を持っているのです。
これは、箱物の会館という意味だけではなく、世界を家族にするという事なのです。
手塚会長は、天国旅経ちましたが、このミッションを果たすために、地上に降りてきて手伝ってくれるはずという信念だけはあるのです。
そうでなければ、広大な計画なので、潰れてしまいます。
それだけに、これから最大の転機が訪れるであろうと思うのです。