2019年8月28日(八段語録3621)
私自身の生活パターン


 日々の生活は、なるべき武道精神を全面に出して、対応するという事を心掛けます。
自分自身で、武道家であるという事の証明を、日々しているという事になります。
いままで、故郷に帰って地域社会において、保護司という立場で貢献させて頂いています。
それも、法務省と直結することで、自分を自制するという事を全面に出しているのです。

実に、武道家としての誇りが、保護司として地域と直結するという事になります。
また、それだけに、酒を嗜むという事をせずに、多くの人と対話を楽しむのです。
当然、犯罪を犯した人に対して、更生保護という姿勢は崩さないのです。
現在、婦女暴行の習性が治らず、三年に渡って社会復帰をサポートする青年と対応中です。

私の対応している期間でも、彼は警察に拘束されることが二度ありました。
すべて、示談という事で、慰謝料と罰金を支払ったのでした。
それでも、話を聞くことを前提に、擁護者としての姿勢は崩さないのです。
もちろん、当事者の女性からするならば、許せないという思いでしょう。
どうしようもない「人間の屑」としての解決ではなく、愛情と祈りを注ぐという姿勢を貫いて、社会復帰を願うのです。

犯罪者を更生する戦いは、もう二十年間貫き通してきました。
今年の10月に天皇陛下のお言葉の後に、表彰されることになっています。
それでも、保護司としてどれだけの愛情を注げるかを人生の課題にしているのです。
保護司の委嘱を受けてから、犯罪を犯した人の対応ケースは、百件を超えてしまいました。
地獄から天国へどのように導くかという課題は、これからも続くのです。

もう罪を犯した人に対して、熱心な祈りしか効果がないようにも思うです。
まだまだ、私自身、武道家ではありますが、聖人にはなっていないようです。
精神的準備を重ねながら、犯罪者の更生保護に全力を投入することにしています。

そのような立場は、世の未練にさらされることなく、世間の偶像に信頼を寄せず、救済をすることから、目をそらさないようにしていきたいと思っているのです。
とりもなおさず、保護司を継続するためには、世間体を気にせずに、また世間に同化しない聖なる心が願われます。
世の罪悪を恐れることなく、聖なる姿勢を武道家として、また保護司として表していきたいという願望なのです。
昔から変人ですが、これからも聖なる人を貫くという事を日々の生活の信条にしていきたいと思うのでした。