2019年8月19日(八段語録3612)
息子の嫁捜し


NHKの大河ドラマ「天地人」の主人公直江兼続という人物のドラマがありました。
関ヶ原の合戦後、数万と言われる上杉の家臣が米沢に移り住んだのです。
その米沢を切り開いたのが「愛」と「義」に生きた直江兼続という人物なのです。
この人物は、上杉を支える家臣として、心と姿勢を学ぶにふさわしい人物なのです。

このドラマが放送されたのが、2009年の間でした。
息子が十九歳の時で、ドラマには史実とに違った側面が多かったが面白かったのです。
ちょうど、このドラマのように、道場に直江兼続のような人物が現れたという事でした。
もちろん、ドラマのようには美化されるようなものではないのですが、大黒柱でした。

直接、この大黒柱は道場を安定させ、繁栄の基礎を築いたのです。
「愛と義」の忠誠を尽くしてきた人物が、極真仙台道場の歴史があるという事です。
この年、アメリカのロサンゼルス、ラキンタに住んでいる嫁と結婚したのです。
振り返ると、道場の安定がなければ、息子の結婚という事はなかったかもしれないのです。

この人物は、本部道場の二階で、道場に献身を誓った人物という事になります。
その後、アメリカへ森家が渡って、結婚の約束を嫁の家族とさせてもらったのです。
その娘は、息子を大切にする姿勢が表情から現れていました。
それから十年が経過しましたが、二人の孫とお腹の中に一人いるのです。

当時、私も相当彼女をテストしましたが、ほぼ合格という事でした。
つまり、嫌われ役を買って出たのですが、十分にクリアしたのです。
今は、平穏な嫁と義理の父になっているのです。
もちろん、道場で息子を受け入れて、今では師範代という立場で活躍しているのです。

話は、直江兼続のような人物に戻りますが、私のために最善を尽くして来ているのです。
それと同時に、利害打算で発想しない嫁をアメリカから向けることができたのです。
二人の精神性が、我が家を支える礎になるという事は間違いないという事です。
もちろん、将来という事もありますが、現在が生きているのです。

それだけに、道場生の前で光を輝かせ、道場生が二人の良いのを見て、道場を信頼するという事になっている要因でということなのです。
今日の話は、息子の嫁取りでした。
実に感動が今も続いているという事は、成功したこと思うです。
息子家族に祝福あれ