2019年8月11日(八段語録3603)
今も夢は捨てない


 池袋の極真会館総本部に籍を置いて、入門誓約書に署名をして、月謝を払ったのでした。
その時以来、挫折もありながら、通い続けて今に至っているという事を思い出すのです。
当時の七千円という月謝は高かったのです。
それでも、本部事務局に月謝を支払うたびに、この道を歩む契約の再確認をしてきた。

要するに、大山総裁と極真会館総本部との約束をしたのでした。
人生で何があってもこの極真の道を歩み続けるという決意を変えてはいけないという戒めを抱いたのです。一途な性格であったのでしょう。
極真空手を止めるという事は、一度たりとも脳裏をかすめた事は無いのです。

そのような決意は、どのような意味を持っていたのかという事を考えるのです。
人が一途に道を歩む方法は、信念さえ抱けば、不変だと思うのです。
出発の動機に帰結するという事です。
その若き十代の時以来、その決意により、その恩恵によって今も生かされているのです。

さて、私の人生にとって、極真空手はどのような関係にあるかという事です。
今の私の家族に直結していると結論づけるのです。
確かに独身時代に極真空手と出会ったのですが、妻との出会いと直結したのでした。
妻を守ることで、身を治め自分自身を高めてきた人生でもあるのです。

若き選手時代から今まで、修行の内容は変化してきているのです。
それでも変わらない大まかな三要素は、
第一に、日々修行という事を頭から離さないという事です。
第二に、生涯貫くという事を日々意識するのです。
第三に、その歩みが大いなる栄光という光として輝かせるという事です。

そのようにして、天から準備されたようにこの道を力強く歩んでいるのです。
先祖の助けのように、このグループの会長として日々世界を思い描くのですから、感謝です。
私の責務は、世界に家族という夢を大きく広げていくという事です。

その為にも、恩恵を受けているという事に関して感謝して、前進するという事です。
色々な人生の選択はありましたが、若くして極真の道を究めるという恵まれた立場を与えて頂いたことは、不思議な大いなる恵沢を感じるのです。
ただ、信じてこの道を走り抜くという覚悟が夢への跳躍であると思うのでした。