2019年7月26日(八段語録3587)
二つの道
ヨーロッパから帰ってきて、時差ボケでダラッとしています。
それでも、自らを奮い立たせて、自己管理をしっかりしようと心掛けるのです。
さて、極真の道は、他の道とは違った歩みをします。
利益のために、人の道を反することはしないのです。
また、背いて、滅びの道を選択するという事もしないのです。
そのような事で、影のできる裏切る人生は選択しないのです。
ようするに、私達の人生の歩み方に反するようなことを明確にして、より良い人生を選択しようとするのです。
真似してはいけない人生の生き方は、第一に嘘をつくという事です。
さらに、第二に自己憐憫に陥らないという事です。つまり文句を言うような事はしないのです。
偽る生き方をしても、守られることはあるのですが、気持ちがいいものではないのです。
ところで、このような姿勢は、人を人とも認めないという事にもなるのです。
つまり、精神的殺人というべき、無視するような心の動きになるという事です。
さらに、立場で、自分自身の位置を離れて崩れてしまう事を意味するのです。
人生をさすらって生きるという事にもなるのです。
そのような生き方にきっぱり別れを告げるのが、極真の道であるという事を主張する訳です。
日々、光の中を歩むという事は、必要不可欠な事です。
極真の精神は、光の中を歩むという修練の道です。
精神的鍛錬という事は、闇を避ける生き方をするという事にもなります。
確かに、極真の道は、少数派ですが、間違いなく、指導者の道であるのです。
広い門ではなく、狭い門であり、この道を歩むのは難しいのです。
十代から、この道を歩んできましたが、特殊な道でもあったのです。
それでも、人としての生き方として、満足するという事に繋がったのです。