2019年7月18日(八段語録3581)
原点に立つ
手塚グループを継承して、二年半になりますが、もう一度原点に立つべきであるという姿勢になります。
極真会館で稽古をしてきて、手塚会長に出会う前の自分の姿勢がどうであったのか。
そして、今の自分が後継者として歩んでいる姿勢はどうであるのか。
さらに、混乱している世の中に対してどのように整理して、そして矯正するにはどうするのかという事を日々考えさせられるのです。
さて、手塚会長との出会いは、私の人生観を変えてしまいました。
要するに、人生のイントロダクションになったという事なのです。
あくまでも、このグループを指導しているのは、手塚会長という事は忘れることはできないのです。
その内容を追及してみると、極真空手を通じて、物事への原点としての出発点に言及しているのです。
さらに、極真の歴史全体をカバーしているだけではなく、私自身、手塚グループの歩みを克明に記述しているのです。もうすでに、三千五百を超えるブログを発表してきたのです。
そして、その内容を道場生に継承させて、特に問題になるという事は、無かったのです。
もちろん、武道の原点を指し示してくれたのでした。
今にして、武道の目的は、一体何であるかと教えて頂いたという事は、私の宝になっているのです。
そのような意味では、手塚会長に更なる信頼を寄せて、深め、素晴らしさを確認するという事は必要な作業であると思うのです。
ところで、私の原点が、手塚グループに置いていなければ、もうすでに私は腐っており、忌まわしい存在になっていたかもしれないという気持ちになるのです。
要するに、このグループは、私の居住空間になったという事です。
まさに、「人生を光の中で生き抜くための舞台」という空間なのです。
結論として、極真での誤った強さ偏重だけに陥るのではなく、グループを家族としての連帯の世界観に導くのです。
それ故に、「人生をどのように捉えるべきか」という事が、このグループにかかっているのです。
このグループで修行を積むと、生きているというよりは、生かされているという事を自覚するのです。
要するに、自己嫌悪から、家族として、自己受容への転換をしてくれるというものです。