2019年6月20日(八段語録3563)
保護司会理事会


 午前十時,会長を中心に理事会が開催されました。
協議事項は、企画調整保護司の指名という事から始まりました。
サポートセンターを会長が発足させて、一年を過ぎようとしています。
順調な滑り出しで、運営もスムーズになってきています。

そこで、日替わりですが、サポートセンターの常駐役員を、指名するというのがメインでした。
資料は庶務の担当の保護司から報告があり、理事会で承認するという事です。
五月に新たに出発した役員を中心に、活気ある理事会になりました。
私も、副会長という立場ですが、今までと同じような司会役という事で始まりました。

今回の理事会で力を入れたことは、保護司一人一人が孤独な戦いをしているという事で、一人一人にスピーチをして頂きました。
更生保護の対象者を抱えている保護司の悲痛な叫びの場になりまたが、共有できたのです。
今までは、上からの通達という事で、何の面白みも無かったのですが、今回は共に苦痛の共有という事になりました。
それもこれも、会長の適切なアドバイスや理事仲間の共感がありました。

用事のある理事は、帰って行きましたが、最後まで証が続きました。
私も聞いていて、改めて大変な十字架を背負ってのミッションであると再確認させて頂きました。
その後は、重要スケジュールの確認をして、理事会を終えることができました。
ちょっとした工夫をしましたが、会長からは、各地域でサポートセンターを活用して会議をして頂けたらという事でした。

保護司会が、さらに攻めの取り組みをすることができるように意識が高まりました。
私にとっても、副会長として真剣に取り組む意識が強まります。
保護司は、甘くはないという現実的取り組みを確認させていただき、理事会を終えることができました。
保身に走ることなく、しっかりと対象者と向き合っていく事の確認です。
愚かな保護司になることがないように、自戒の念を強めた次第でした。