2019年6月14日(八段語録3553)
誇れる者


 誇れる者とは、「地に恵みと公義と正義を行うものであり」、人に喜ばれる人です。
極真手塚グループの方針は、常に世の中の情勢に対しては、中立を保つという事に心掛けます。
理由は、グループの行くべき道を発揮することができず、長いものに巻かれたら危機状態になるだけと心得ているからです。
中立を保つことができず、大きな団体に助けを求めようとするならば、その時点でおしまいです。

激動する世間の荒波で、中立を保つという事は至難の業です。
その中でも、生存と防衛を維持することは並大抵のことではないのです。
中立を保つという事が、経済的にも地位においても安定を望むという事を成し遂げるという事です。
妥協の道を選択したならば、すべてを失う事に等しいと自覚するのです。

多くの偽りや欺きの道は承知して日々過ごすという事をないわいとしています。
極真の修行を第一として、妥協しない険しき道を選択するという事は、必要な事です。
この方針を、世界レベルとして指導しているのが、私達のグループという事です。
極真の精神ではなく、自分勝手に、自分の強さを誇り、自分の栄光を誇るようでは、どうしようもないという事です。

私達の最優先することは、「極真の神髄を知る」という事です。
自分の業績や名誉をいくら誇ったとしても、誰も見向きもしないという事になります。
それだけに、自分の勝手な先入観ではなく、確信という奥底にある極真精神に徹すべきです。
日々修行の中で、「悟りを得て」「目覚めて」という姿勢が必要な事は言うまでもありません。

それだけに、道場生に皆様に、協調することは、極真の道を最後まで突き進んで知ることが重要であると訴えるのです。
昨日から、友人が仙台を訪れてくれました。
道場を紹介し、家を訪問してもらい、別荘に泊まっていただきました。
この手塚グループの理念がどのようなものかという事を、お話させていただきました。
何か心に訴える内容があるようでした。
これからも、私自身、極真の精神を知る戦いをしていきたいと思うのでした。