2019年6月13日(八段語録3552)
鳥も巣に帰るのに


 この地区総会である団体の決算書を見せてもらいました。
この数字は、何だと言わんばかりに、御祝儀や補助金の使途が不明です。
要するに、何を言わんとしているのかと憤慨してしまう不正な数字が羅列されていました。
どこに、多くのお金が消えているのかという疑問は、誰が見ても明らかでした。

この団体は、地区の公式な発表ができないままで、数年過ぎていました。
人事を一新して、臨んだ総会でしたが、数字を見てびっくりです。
個人的に飲み食いをして、私物化した形跡がありありでした。
公的な組織として、やってはいけない不正が数字に表れていました。

総会での正直な気持ちは、公的団体の活動理念も理解せず、今まで活動してきたことに対する驚きです。
私の心は、怒りに打ち震えるようでしたが、心を治めることに終始して、新たなる提案をするに留まりました。
公的団体の統治その理念、支配、主権、計らい、計画は正しくなければならないのですが、その内容は、無茶苦茶でした。

団体の在り方は、決して独裁的に私物化することではなく、愛に満ちた福祉理念であるべきです。
それは、社会貢献に対する秩序を意味し、地域に対する貢献理念を意味するという事です。
それを、総会の中で、あらわにされたという事で、正直びっくりしました。
そして、今回執行部を一新して、新たに出発するという事でした。
要するに、転んだら起き上がるのは赤ん坊でもするという事であるし、道を間違えたら、直ちに引き換えるという事を表示したのだと思ったわけです。

私も、この団体の理不尽さを指摘すれば、できたのですが、新たなる執行部での再出発という事であるので、地域貢献に尽力を尽くしてほしいと願うばかりでした。
「社会を明るくする運動」という地域活動に関しては、委員長として決して不正を行う事のないようにするばかりです。
それが、自然原則であり、「鳥も巣に帰る」という事のように思えました。