2019年5月31日(八段語録3539)
マリ共和国 ヨシカルロへ


 ロシア第二の都市、カザン市のクレムリンの中の展望台からボルガ川を望むのです。
気温が三十度を超えて、真夏になっているので、昼の散策も休みながらという事です。
日本での暑さを凌ぎに、ロシアまで来たのですが、その甲斐もなく汗だらけです。
午後からは、150キロ離れた、マリ共和国、ヨシカルロへ出発です。

道場に到着すると、道場生に熱気で溢れていました。
この街の道場生ですが、極真空手手塚グループのパワーで集められているのです。
このグループだから道場生が生き生きしていて、世界の会長の私が、守っているという意識になってしまいます。
ここにきても、私自身が道場の「見張り人」という事であると実感するのでした。

当然、手塚会長から引き継いだという事は、このグループに対して、「道場にビジョンあり」という事を宣べ伝えていかなければならないという事にもなります。
確かに、今日もヨシカルロで指導をさせていただくと、あらゆるビジョンが無数に広がります。
それだけに、このグループの伝統を定着させて、広げていくという役割と思っているのです。
それだけに、私自身、しっかりしなければならないという気持ちです。

会長としての在任期間は、このグループの「見張り人」という事になります。
それの意味は、手塚会長のビジョンを共有して、そのビジョンを悟り、その実現のために、絶えず活動するという事になるのです。
何も新しい事をするというのではなく、手塚会長の意志を引き継ぐという事なのです。
幸いにも、このグループは世界を相手にしていて、スケールが大きいのです。

結論として、やりがいのあるというよりは、日々忙しすぎるという事になります。
国境がないわけですから、あらゆる国からの要請は、しっかり受けなければならないのです。
世界大会、国際交流大会が、多くの国から要請されているものでもあるのです。