2019年5月29日(八段語録3537)
コストロマ市にて指導


 十二年前に指導したオレグ先生が、このコストロマ市の極真手塚グループを指導していました。
二十代初めで初段であった彼が、この町の指導者になっていることで感無量でした。
今回は審査会を兼ねて、私の指導がメインになりました。
手塚夫人は、子供達からのサインをねだられて忙しくしていました。

まさに、「起きよ、光を放て」という人生のシャハイナグローリーでしょうか。
個人的に人生の栄光を感じさせられるという、光栄に預かっているのです。
極真という登山口でから、更なる頂上を目指そうとする、自分の姿があることに感謝です。
自分の人生に、眩いばかりの光が降り注いでいるという気持ちになるから不思議です。
決して、金銭では買えない、宝石の輝きが行く手に広がっているのです。

不思議なことに、人生というのは太陽が昼の光とならず、月の輝きも私を照らすという事ではないようになってきます。
一生懸命に人生を歩むならば、人生の輝きが永遠の光となり、太陽が沈まない感覚にもなります。
それだけに、私の人生の射程は、これからも続くという事になるのではという錯覚を覚えます。
当然、目に見えるように、人生を彩ってくれるので、それだけでも幸福感に満たされます。

ロシアの指導者ボリス師範とも、二十年に及ぶ信頼関係が構築されてきたのです。
毎年のように指導に出かけ、多くの道場生を育ててきたのでした。
世界各国を歩いて、一度だけという関係ではなく、生涯において続くというレベルです。
この信頼関係の内容を指導してくださったのは、故手塚会長に他ならないのです。

今日も新天新地の開拓に余念がないという気持ちです。
どうも私は組織管理者にはなれないようです。
常に開拓者として先頭を走るというのが持ち前のようです。
ロシアに武道精神を注入して、健全な青少年育成をする日程で明日も新たな都市へと出発です。