2019年5月28日(八段語録3536)
モスクワからカザンへ


 モスクワに到着、十時間余り飛行機の旅ですが、午前十時四十五分発で、現地到着は、二時半でした。
ボリス師範と弟子の皆さん数名で、出迎えてくれました。
温かい歓迎をしてていただきました。
それから、車で、カザンに向かうという事で、手塚夫人には、高齢者なのでちょっと大変です。それでも、気丈に振舞っていました。
途中のコストロマ市でホテルを取ってくださって、旅の疲れを癒しました。

極真会館手塚グループという理念と、愛情あふれる家族としての関係がロシアでも満ちていました。
世の中は、多くの混沌が蔓延っていますが、正しい家族理念が、ここロシアにも影響しています。
会長としては、家族理念をとりなす役割をもって、ロシアを訪れていることになります。

ようするに、普通の旅行者ではなく、この国に対して、思慮深く、愛情を注ぐ存在としてきているという自覚をするのです。
極真空手を通じて、信頼関係で包まれる家族を目指して、行くという存在が私達であるという事です。
もちろん、極真空手は武道ですから、戦士という一面もあります。
それは、団体としては、「激しい流れのように広げる」という事にもなります。

国境を越えなければ、ロシアに来ることはできませんが、手塚グループの理念が超越できるようにしたいと思っているのです。
私達は、そのような信頼関係のなかで、極真の愛情あふれる激しい風を吹き続けて行きたいのです。