2019年5月12日(八段語録3514)
見よ、このグループは新しいことをする


 極真空手は、地上最強の空手として全世界にデビューしました。
それは、映画やマガジン、書籍で世間に表されました。
そして、多くの青年たちがこぞって押しかけてきたという事実があるのです。
東京の渋谷区の集会所で、私も大山総裁の講演会に参加した一人でした。

そして、いつの間にか四十年以上の歳月も流れ、大山総裁も故人となっていきました。
その意思を引き継いだのが、手塚会長という事なのです。
そして、今私達が、その意思を引き継いて、新しいことに着手しているのです。
今、その新しいことが着手されようとしているのです。

実にそれは、「荒野に道を、荒地に水をもうける」というものです。
この表現は、常識では考えられない「新しい事」という意味なのです。
ようするに、現代の多くの若者の飢え乾いた心に、武道精神の息吹を注ぐという事です。
それも、ただ荒地のような所に、「道と水」を設けようとする広大な理想なのです。

少ない指導者で、多くの道場生を教育するという事が、「荒野に水を、荒地に水をもうける」という事なのです。
それは、とりもなおさず、「教育ライン」に他ならないのです。
ボウフラが湧くことなく、段階的に、そして的確に青年達を指導して、社会に貢献させていくという事なのです。
そのメソッドは、このグループで家族思想の下、構築されてきているのです。

道ができ豊かな水が流れるように、多くの青年たちが教育されてきたのですが、その流れが大河になるということです。
道場に入門して門を叩く青年たちは、数年もするならば、極真精神に進化し変貌を遂げるのです。
そして、このグループの名誉をかけて、道場生を育てる指導者の名が、辱められないような人材として育つというものです。
これが、このグループの新しい事なのです。