2019年4月29日(八段語録3493)
BBS連盟


 七十年も続いている団体です。
この団体にかかわり合いをもって、五月末から本格的に責任者として活動に入ります。
素晴らしい団体で、新たなる歴史を作っていくという事で楽しみにしています。
今でも、事務局は仙台保護観察所にあります。

観察所における行政と民間のボランティア活動がマッチしているのです。
仙台では、青葉区の東北福祉大学が中心になって、活動しています。
在籍人数は百人を超えるのです。
先輩が培ってきた内容は、その時代において大切な役割を果たしていました。

要するに、守られて必要とされてきたボランティア活動なのです。
七十年の歴史は、よく肥えた山腹に、ブドウ園があるようです。
先輩達は、掘り起こし、石を取り除き、そこに良いブドウを植え、やぐらを立てて甘いブドウになるのを待ち望んで対応してきたのです。

このブドウ園をこれから引き継ぐわけです。
それだけに、酸いブドウができないようにするというのが私の役割です。
今から準備をして、対応しようとしています。
活動する学生や一般の人は素晴らしい人たちなのです。

しかし、対象の人達は、希望をもって社会に生きていかなければならない人達です。
「退廃してきた人」「人生を正しく生きてこられなかった人」「真理を曲げている人」なわけです。
それだけに、このボランティア活動は正しい精神状態が必要とされるわけです。
もちろん、予防もあり、対策もあるのです。

審判を下して、強制施設に収容するだけが、人を生かす道ではないのです。
回復の道を提示するという事も必要です。
それだけに、襟を正して正義の団体として、良きブドウ園でありたいというわけです。
数日後に、責任ある学生と会合を開きます。

伝統を引き継いて、社会の為に貢献していきたいと思っています。