2019年4月18日(八段語録34827)
預言者よりも改革者


 極真会館の今を分析して、こうなるであろうという予言の審判することは、実に苦しい事です。また、無責任でもあります。
将来、今のままでは、極真の先行きが危ないとか言うことは決して語る気もないのです。
そんな分析をしても、現実は前に進まないということになります。
有難いことに、今現在、極真手塚グループの責任を担うという立場にまで押し上げて頂きました。

それだけに、故手塚会長と交わした契約の特権と責務があるという事です。
私自身、故手塚会長の意志を十二分に教え育てて頂きました。
それだけに、このグループの理念の理解は、責任者として必須の知識であります。
それ故に、家族としての版図を世界中に広げていくという事です。
これは第一目標になるのです。

また、版図を広げたら、多くの道場生を育てるということが緊急の課題となります。
それだけでなく、他の流派の先生方と協力するということも願われます。
ただ、あくまでも手塚グループの理念を理解してもらうことも大切になるわけです。
そうでなければ、私は故手塚会長から叱責を受けるという気持ちを持ってしまうのです。

ゆえに、私の改革者としての叫びを、現在の指導者である師範と、これから極真を背負う道場生に語るのです。
つまり、私の改革者としての役割を指導者と道場生の二つの世代に語りかけることなのです。
現実に、このグループは、家族を作り上げるというミッションですから、浮気や不倫はご法度です。
もちろん、暴力問題を起こすことは、決してあってはならないことです。

私自身、極真歴は五十年に及ばんとしています。
池袋の総本部で大山総裁の手ほどきを受けて、理念は手塚会長から影響を受けてきました。
私の素性というものを考えると、伊達藩の藩士で「たばこ役人」で、重鎮に仕えるという役職という事です。
狩りなどに一緒に出掛けて、お仕えし、たばこの火をつけて差し上げていたようです。

先祖と違うところは、仕えるということではなく、改革者としてこれから歩まなければならないということです。
肝に銘じて、日々改革者の歩みをしていきたいと思うです。