2019年4月2日(八段語録34823)
これからの運営での心構え
このグループを運営して感じることは、私が欠点のある者や弱かった者として存在しているのです。
人から言われると腹が立ちますが、自分で認めてみると素直になれます。
何の取り柄もないのですが「誠実に極真の道を歩む」という事だけのようです。
結果的に私のように、粗末な人間を用いてでも、このグループを導くというのです。
馬鹿正直である事と、修行を重ねるために、勝手に酒を飲まないという戒めを持つことは、徹してきたのでした。
この道も四十五年を超えてしまいました。
過去を振り返るまでもなく、中途半端な闘いだけしかできていないのです。
理想だけは、しっかり持っているのですが、現実は伴わないことの方が多かったのです。
実際の日々の生活も、あまり変わらないようです。
その中での、奇跡のような世界大会が成功裏に終えたことに感謝という事です。
世界の師範達がめいめいが自分が正しいということを行ってきたのですが、この大会で一つの絆が生まれ、一致団結できるという道が開けたのでした。
ある意味で、失敗と苦渋の苦しみの中で、栄光の輝きを見たということだと思います。
どのように手塚グループが進むべきかということを明確に示せたという事です。
それも、世界中から来た選手たちは、礼節を重んじて、お互いに尊敬していたのです。
私のような粗末な器が中心であっても、大きな大会をなしたということは驚くべきことです。
私達は、このグループでの家族理念を中心に運営をしていくのです。
それが、豊かな武道人生に導く唯一の歩み方であると確信しているのです。
もちろん、これからも多難な日々が続くと思うですが、敗北も含めて肥やしとして頑張るだけです。
これからも、細心の注意を払って、頑張るだけです。