2019年3月27日(八段語録3479)
指導者のための業務マニュアル


 手塚グループの指導者としての業務は、宝の道場生を育てる事であります。
そのための自らに課す内容と、道場生に課す内容があるわけです。
指導者の役割は、社会に貢献できる人材の育成であり、極真の修行によって培われる人格を重視することなのです。
当然、手塚グループは、不道徳に陥った指導者を、用いることはできないというのが、基本的綱領になるのです。

それだけに、修行する指導者は、最も難解な指導内容が指導として横たわっているのです。
世俗的に染まって、酒臭く稽古をするようでは話にならないのです。
また、家庭を壊すような不倫や愛人関係を持つことも、ご法度という事です。同性愛は決して認められるものではないのです。稽古の邪魔です。
そして、尊敬される指導者としての型を持たなければならないという事にもなるのです。

そのような姿勢は、手塚会長が直接語ってきた内容になっているのです。
そうでなければ、道場生に稽古をつけること自体、おくがましいことです。
それだけに、指導者自身が、道場での稽古を重視するという姿勢になります。
人は、わら知らず悪を行うこともあるのです。それを清算するにも稽古は必要なのです。

要するに、極真精神の中心的人物として、自己認識を持つことができるかという事です。
指導者は一般の道場生よりも厳しい要求がされるということを自覚すべきです。
当然、会長としての私は、もっと厳格な要求が求められるということは言うまでもありません。
もちろん、強制されるものではなく、あくまでも個人の自由意思によるものなのです。

それでも、これらの戒めは、手塚グループとしての契約ということでもあるのです。
愛情あふれる血の通ったグループになるためにも、血の通った生命活動は必要なのです。
今回の世界大会において、各国の指導者は、手塚会長の指導に合格していたのです。
私としても、誇らしく思った瞬間でした。