2019年3月26日(八段語録3478)
夢と理想への脱出


 極真空手は、私が四十数年に渡って体験してきた武道であります。
そして、なぜ、ブログを書いているかというならば、これから極真を歩む人のためです。
私は、極真の歴史である時代的な恵沢を、共有するために書いているという事です。
そして、何のために極真空手の修行をするのかという事を、理解してもらうためなのです。

さて、極真空手の修行は、フルコンタクトということもあって、厳しいのです。
その厳しい修行に打ち勝つことによって、困難な度合いが軽減するようになるのです。
そして、いつしか黒帯という有段者になることによって、一人前の修行者になるのです。
まさに、極真空手の一員としての武道の神様と契約を結ぶということになるわけです。

ところで、私自身、二十歳から六十五歳になるまで、休むことなく修行を続けてきたのです。
多くの先輩から指導を受けて、このグループの会長になったのも二年前のことです。
帝王学というような指導は、直接手塚会長より受けてきたのは紛れもない事実なのです。
そして、極真空手を修行する青年たちを、正しく導くという役割を頂いているのです。

それだけに、極真の精神を守って、神仏と共に、歩むならば、間違いのないという契約をするのです。
それだけに、青年たちを宝石のように輝かせる役割を果たすというのが私の人生なのです。
稽古そのものが、栄光の道へと導く原動力になるという力を与えるという、確信を持つのです。
もちろん、途中で修行の道を破棄するということになれば、神仏との契約は無くなるのです。

結論として、極真の理想の型を武道の神仏に似て築き上げるということになるのです。
それは、ふしだらな自分との決別であり、脱出にあたるのです。
自分の能力を高めて、自由にはばたくという事にもなるわけです。
そのような、夢と理想への脱出劇を実践するための修行であることを心に留めてほしいのです。