2019年3月1日(八段語録3475)
極真継承の真骨頂


極真の教育は、今の学校教育とは全く違っているようです。
生易しい状況ではないのです。
道場で訓練するのは、どちらかといえば鞭と叱責がメインになるのです。

それでも、その鞭と叱責は、究極のビジョンを持っています。
それは、フルコンタクトを追及するとはっきりしているのです。
実践空手を提唱して、強さという「幻」を追及するわけです。
そのビジョンを追及して、極真の原点の究極的プランを主張を通じて体得するのです。

このビジョンがなければ、私は勝手なふるまいをして人生を過ごしていたかもしれません。
逆にこのビジョンがあったから、人の道から外れることはなかったのです。
極真のビジョンは一貫して、厳しい内容でした。
道場生として訓練されたのです。

その内容は、懲らしめであったり、叱責であったり、様々に肉体の十字架であったのです。
厳しい訓練によって、多くの良い経験がもたらされ、理想のビジョンに近づくのです。
鞭と叱責が極真の神髄のようなものでした。
このような厳しい訓練が人生の英知を生み出し、正しく生きるすべになるのだと思うのでした。

私は勝手に思うですが、極真の場合、鞭と叱責の教育で、伝統が継承するのではないかという事です。