2019年1月24日(八段語録3447)
英知でもって正しい道を


 真っすぐに人生を歩むという正しい道筋は、日ごろから英知を働かせることから始まります。
知恵ある生き方をするという事は、正しい道を歩むというものです。
高校受験が始まって、我が道場生も試験勉強で必死になっています。
ある者は合格し、ある者は最終段階に備えて勉強中です。

極真空手を教えるものとしては、正しい道を歩めるように指導します。
それは、英知であり正しい道筋であるように思うのです。
人が歩むとき、その歩みが妨げられる、走る時にもつまずかないためです。
道場生は、訓戒を固く握って、手放さず、指導者はそれを見守るのです。

私の若かりし頃の総本部は、男女が混じって稽古することはありませんでした。
何故ならば、修行の道が曲がってしまわないようにという事だったと思います。
一言でいうならば、男女でもって道を間違えないようにという意図だったと思います。
極真の道は、「真っすぐに」「正しい道」を行くように指導されたのだと思うのです。

極真の修行の道は厳しかったのですが、「あけぼのの光」を見るように輝いていました。
というのも、全日本・世界大会と、いよいよ輝きを増していく道があったのです。
道場生が、その段階ごとに、真っすぐな道を歩めるように祈るばかりです。
大学受験、就職を迎えているメンバーもいます。
人生の試練を真っすぐに越えていく知恵で満たされて欲しいものです。