2019年1月12日(八段語録3442)
武道からの知恵はあなたを守る


このグループで、手塚会長がいつも主張していたことです。
 稽古を通じて得る知恵は、金銀のように隠された宝のようです。
その知恵は、汗と涙で獲得していくものであると思えるのです。
その知恵を授けるのは、日々の稽古の中での指導的役割なのです。
それは、ねじれ事を言う悪人から身を守るということになるのです。

悪の道は、まさしく「闇の道」であり、人生をひっくり返す威力があるのです。
つまり、人生を逆の道に陥れていくのです。
そうした道にハマらないためには、稽古からくる知恵が不可欠であると指導するわけです。
というのも、まっすぐでない道になり、曲がりくねって闇に至るという事です。

つまり、闇の道は曲がりくねって、まっすぐな道を捨てるという事です。
そして、光を憎み、その行いが明るみに出されることを恐れるという事です。
心の中に、よこしまな暴言を隠し持っていくようになるというものです。

どんな例があるかというならば、「道場生は、他人の妻や遊女から身を避けよ」という事です。
そんなことをした道場生は、その道筋が闇につながるというものです。
これは、私が人生の中で、一番に心掛けたことでもあったのです。
人妻や遊女のような人と出会うならば、誰も帰ってこれないというものです。

 このことが、人を大切にするようなことを止め、自分の人生を大切にしなくなるのです。
見知らぬ女から身を守るということは、道場生が心掛けなければならないのです。
特に、血気盛んな青年期には、その誘惑が多いのです。
実際的に、そのような女に近づくことを避けるように手塚会長は、警告しているのです。

最終的には、道場生の決断的意思が求められるというものです。
このような姿勢が、家庭を大事にするということに至るのです。
人生に正直な人は、地域に根差し、潔白な人は地域に生き残るというものです。
しかし、いったん男女関係を金で買うなどすると、絶やされ根こそぎにされるというものです。