2019年1月5日(八段語録3439)
手塚グループ運営にあたっての対応


 このグループを世界に展開するために、法人化するという事を試みました。
グループの法人化は、今回世界各国でビザを発行するために有効です。
社会的信用があるという事は、世界の道場生の入国にとって必要になります。
社会的信用は、「世俗的部分」であります。

間違いなく、私達は手塚グループは、極真精神を世界と共有するという姿勢で歩んでいます。
「それは武道の魂の世界」であって世俗に通ずるという事でもないのです。
つまり、金銭の収支報告とその監査、道場運営の置ける規則、決定事項の議事録、総会の布告の手続き、および役員の法的資格ということも考慮されるわけです。

それがきちんとクリアーされない限り、法人格であるということには言えないのです。
国の行政は、「俗なる部分」での干渉は、税務関係からすべてにわたって干渉します。
つまり「俗なる部分」に関しては、法的に拘束されることになるのです。
しかし、行政に決して干渉されないのが、「武道の魂の世界」なのです。

この「武道の魂の世界」に関しては行政は一切関知しないし、扱うこともできないという事です。
ですから、そのための日々の整えが必要になります。
つまり、世間的活動において、何らかの活動や法的財産権を得るためには、「武道の魂の世界」だけでは、太刀打ちできないということになります。

 さて、私達は世界大会をはじめ、極真の運営に関して、「俗なる部分」の対応するスタッフをしっかり兼ね備えているのです。
事務局に、税理士をはじめ社会に通ずる役員を置きながら、社会に浸透するのです。
かつての極真の体制は、税務に関しても、スピード違反で捕まらなければ良いような発想もありました。
それだけに、個人事業主として曖昧な税務申告しかしていなかったようでした。

それだけに、しっかりと対応するということが今後、願われるというわけです。
今回の世界大会においても、大会運営として傷害保険を全員に対応しました。
もちろん、日本の道場生はスポーツ保険に入っているのです。
しかし、海外の選手は入っていませんので、しっかり対応です。

それだけでなく、あらゆる対応をしての極真手塚グループ世界祭典にしたいという事です。