2019年1月2日(八段語録3437)

 妻の配慮で、業者の御節料理を元旦に頂きました。
もちろん、妻の手作りの料理もテーブルに並べてありました。
二日目は、三兄弟の家庭が母を中心に集まってくれました。
昼食を囲んで、二時間があっという間に過ぎてしまいます。

帰りがけには、まだ引き渡しを受けていないのですが、親戚のアパートの見学会になりました。
思えば、去年の六月に下宿業を終了して、建物を壊して、アパートの建設が始まりました。
そして、今年の二月一日に、「引き渡し」の段取りを組んでいるのです。
その前に、集まって、お披露目ということになりました。

住宅金融公庫の三十五年フラットという融資商品で建設に着手したのです。
親子でなければ、融資が受けられないということで、長男に名義人になってもらいました。
いざというときに、頼れる息子です。
借金を親子で背負うことに同意してくれたのですから、私としては生きている間に借金を返済しようと心掛けるのです。

 さて、そのアパートの中の母屋に隣接する部屋があって、妻の提案で事務所にするのです。
事務所といっても、実際は妻の「お茶のみ」で使用して、多くの来客をもてなすのです。
事務所らしく、アパートの入り口とは別に、門構えをして気軽に出入り自由なのです。
誰かがいることが、一目瞭然で見ることができるというものです。

それで、年末の大売り出しに、八人が椅子に座ってテーブルを囲める家具を購入しました。
我が家は四世代家族なので、特別な日は、テーブルで一緒に食事ができるというものです。
もちろん、妻の「お茶飲み友達」が屈託なく話せる最高の環境になります。
私もパソコンを持ち込んで、私の仕事がしやすくなるというものです。

いままでは、二世帯住宅の母屋でしたが、四世帯同居ですから、台所が接待場でした。
居間は寝室兼憩いの場で六畳の狭さで、身内しか入れることができない有様でした。
忙しく人生を過ごしてきたことで、我が家にお客様を迎え入れるという環境ではなかったのです。
それで、今回のアパートをお客様を接待することができるという余裕も生まれたのです。

実際は、居住環境ということではなく、本当に忙しく動き回ってきたという事でしょう。
人生の第四コーナーを回っている私としては、悔いのないラストスパートなのです。
個人を充実させ、家族を大切にして、地域社会を守っていくという姿勢が充実するのです。
そして、ミッションとして極真会館手塚グループで、世界を相手に活躍するのです。

振り返るまでもなく、なんと恵まれた人生を過ごしているのだろうと思います。
それだけに、自分の姿勢を正して、反省と瞑想に時を費やす日々にしたいのです。
私の両親の苦労の土台の上に、二代目としての役割を果たすだけです。
息子も私と同じ極真のミッションを追及していることに有難みも感じるのです。

息子の名前は「聖」が最初なのです。
そして、「義」の道を歩むということで名付けてしまいました。
「聖」を現わす媒体であってほしいという親の願いがあります。
手塚グループの理念である家族を維持することが「聖」に通じるという事です。

そのような教育をしてきたという自負もあるのです。
もちろん、私に対しての養育係は役員であり本部長の皆様なのです。
真摯に意見に耳を傾けて、自らの非があるとするならば、面子を捨てて悔い改めます。
それが、手塚会長の言わんとする姿勢でした。

私自身、世俗に甘んじることなく、極真の魂を磨いていきたいと思うです。
極真空手が、現代に生きている人に投げかけるものは、何かと問い続けるのです。