本部長通信190  2008年5月23日

極真精神と我々(4)


 極真精神の実態を目指すことが、極真会館の使命であると宣言するのです。そういう立場からみた場合、外的にはもちろん、世界的に発展すると思うのです。師範は、その基盤を築いていこうとするのです。大山総裁のようなレベルを築くために、段位の階段があって、引上げていく教育システムがあるのです。
 級の段階、段の段階、そして、先輩という立場、先生という立場、練士という立場、師範という立場、道場生は、段階が上がることに、極真精神の最高峰を目指していくのです。忘れてならないことは、どの段階でも善悪の交差点が待ち構えているということです。そこで、敗者にならない、必ず勝利者になることなのです。
 今までの組織は、先輩・後輩、先生・弟子が争って落ちていくのですが、我々は、そのような関係は、闘いの場ではないと宣言します。完全に調和した時に、すなわち、調和の場になった場合、大きく発展する要素になると思うのです。そして、それが、分裂した極真会館を救済する唯一の道であると思うのです。
 
師範稽古 長町教室 新田教室 移動突き40分