本部長通信186  2008年5月19日

開拓の道(6)


 師範の任務は、理想の極真会館を創設することなのです。分裂に分裂を重ねた極真会館の現状に打ち勝って、極真空手の中心モデルになることなのです。ひとたび、理想のモデルを開拓したならば、そのモデルを中心として拡大し、やがて全世界を覆いつくすようになると思うのです。そして、極真空手のモデルに属するグループ作りは、自動的になにもかも、一緒に行動していくようになるのです。
 極真空手のモデルを創設していくことは、並大抵なことではないのです。いつでも崩れていく可能性を秘めているのです。本格的なモデル形成が最も急務な任務であることは間違いないのです。そのためには、絶えず手塚会長との打ち合わせが必要になってくるのです。そして、日本の責任者と,アジア、ヨーロッパ、アメリカと世界の責任者と心一つにならなければならないのです。
 このような道は、いかに困難な道であるかであります。現状を打破し、復活していく過程は、大変なことです。師範は、現状では満足しないのです。絶えず新しい創造を試み、理想に向かって夢を追求していくのです。極真空手のモデルを願うだけでなく、実際そのモデルを成就していくのです。
 
 師範稽古 移動突き40分