本部長通信185 2008年5月18日
開拓の道(5)
師範の使命は、今まで極真会館が分裂に分裂を重ねてきた中で、そのまま分裂の拡大を続けていくのをなんとかしなければならないのです。分裂を統一していこうとするならば、あらゆる諸問題が横たわってしまいます。それゆえ、理想のモデルを築き上げることが重要であると思うのです。大きな混乱と危機は、正しい理想のモデルで解決しようとするのが私の思いです。
しっかり前を見据えて、今までの極真会館の背景と伝統を相続しなければならないと思うのです。極真会館のすべてを相続するということは、極真会館の種になれということです。この種の要素から、しっかり栄養を取って水と光を浴びながら成長したいのです。
極真会館の根源まで遡って根源そのものに、まっすぐに立ちかえっていきたいのです。それでこそ、本物であり、師範の位置であると思うのです。それゆえ、創始者と共に歩んだ手塚会長と一体化して新たなる道を開拓すべきであると考えているのです。これが、師範のこれからの極真会館の理想モデルの出発の原点であると確信しているのです。
師範稽古 移動蹴り40分 移動突き40分