2012年10月13日(八段語録1834)

力の源泉

 すべての核心は、同じなのです。全体を連結するのが関連性なのです。極小から極大に至るまで、関連性がなければ、力を発揮することはないのです。解剖学や生理学を学んでみても、髪の毛一本を見ても、その内容を分析してみれば、関連性の結実になっているのです。さらに、その関連性が、無限な力を発揮しているのです。
 結局、結局存在するには力が存在するのです。力が必要となるならば、関連性が重要な事になるのです。道場が発展するには、当然、指導者と道場生が必要であり、その関係は、円滑でなければならないのです。どちらがどうこうというのではないのです。両者が必要なのです。
 道場生が成長するのは、道場で指導者に指導を受けるという事なのです。何の変哲もないようですが、大切なことなのです。ネット世界では、パソコンの端末機がなければ受信できないのです。情報が送れないし、作用しないのです。この事実を見る限り、指導者と道場生が、ネット社会と同じように関連性をもつならば、成長は早いのです。
 ところで、この極真空手道場に関しては、大山総裁から多くのメッセージを発信されてきたのです。そして、今も、良心はそれをキャッチして影響を受けているわけです。私が総裁を尊敬した分だけ、極真空手道の基盤を形成されるのであり、道を究めていこうとする力の源泉になっているのです。
 どんな未来に対しても、いつでも知らないうちに生きる道が見出されるのです。たとえ誤解されようが生きる力が湧き上がってくるのです。道場で指導者と一つになる道場生は、良き指導を受けると力が生じ、一体化して、成長するという原則があるのです。指導者だけ頑張っても道場生が付き従わなければ、成長しないのです。互いに作用するようになるのです。そして、お互いその気持ちがどれ程強いかという事になるのです。
 極真空手という共通の目的を中心に生じた道場です。ここに大山総裁が君臨して、多くの業をなしていくのだと確信するのです。力の源泉とはそのような事なのです。