2012年9月30日(八段語録1821)

柔道整復師(6)甘えられない


 この医療の勉強は、独学でできないので、困惑を隠せないことがあります。必ず授業に出席しなければならないからなのです。通う中で評価され、欠席も前期・後期と一科目三回と、これ以上休むならば進級もさせないという制限があるのです。出席しないことに卒業や受験資格を決定できないのです。それゆえ、自分を学校に合わせなければならないという苦痛が伴うのです。
 そのような意味では、自分を率直にしなければならないという事になります。そしてできるだけ、誤魔化すことなく、真実に行動するように心掛ける訳です。今日遅刻しないようにと、今の一時を一生懸命に合わせようとするわけです。
 もちろん、一人だけでは、なかなか戦えないので、クラスのメンバーを引っ張って、善なる方向へと向きを変えようとするわけです。悪党が徒党を組むのと、丁度反対の経路という事になります。私が、すべてこのように自分を律するのは、すべて社会奉仕のためであるという信念が心の支えになるのです。
 ところで、確かに半年でしたが、あらゆる制約が加わるので、苦労といえば嘘になります。そのような意味では、学校に通うこと自体心血を注ぐ思いになります。自分が理解している分野では文句は言えないのですが、全く未知の分野ですから、頭を下げざるを得ないのです。
 ゆえに、頭を下げながら、辛抱して知識を獲得するしか方法はないのです。やはり、嫌がる立場であることは間違いないのです。まして還暦を迎えようとしているわけですからことさらです。そういう意味では、誰も歩めない道として、一人痛哭しながら行くぞという決意が促されます。
 こうして、自分が決定した道ですので、誰を恨むという事はないのです。開拓の道であり、私が選択して選んで担当しているので、責任を果たそうという事だけなのです。ここでへこたれてしまってはならないと思うのです。私が、葉になり、枝になり、幹になる以外ないのです。もちろん、最終的には、盤石な根っこになって揺るがない基盤を作ろうとするのが私の決意という事になるのです。