2018年12月20日(八段語録3430)
世界大会に向けての様々な訓練

 世界大会において、必要になってくることは運営におけるシュミレーションです。
実行委員長は、運営するための鳥観図が必要になってきます。
平面的には組織図であり、立体的には大会全体の動きを把握し訓練することです。
世界各国からの参加ですので、想定内と想定外をしっかり把握するということになります。

当然、役割の配置と責任者を訓練することも必要になってくるのです。
大会会場は、一人一人役割を自覚させないと、烏合の衆になってしまいます。
よほど習熟していないと、ただ会場という荒野に投げ出されて、混迷という敵にさらされます。
それだけに、当日は一つとして頼みになるものはないと思って、訓練する必要があるのです。

ゆえに、今まで福岡で訓練してきた運営内容で対応すると同時に、宮城で行ってきた運営も参考にすることも大切なことであると思うです。
それは、今まで蓄積されたノウハウがこの世界大会で生かされるという事にもなるのです。
もうそれは、何一つ今までの訓練が無駄ではなく、何一つ欠けたことのない証明にもなります。

それだけに、当日は実行委員長を信頼するという事を前提にして、訓練する必要があるのです。
世界大会の主題は、選手にとっては大会での勝利ですが、スタッフにとっては、訓練であり、修練に位置付けることができるというものです。
私たちは、極真会館手塚グループに所属していますが、それにふさわしく整えられるための訓練をするという事です。

 さて、大会運営に必要になってくることは、円滑に運営されるために、秩序ある行動がなされるという事です。
今まで、手塚グループは事故もなく各地で運営されてきました。
その総結集が、今回の世界大会にもなるのです。
どんなに、訓練したとしても様々な現象が起きてきます。

それに対応するための、しっかりした訓練は必要であるという事です。
思えば、極真会館で、私は今年で、四十五年間の訓練を受けてきたことになります。
空手の修行もありましたが、全日本でもスタッフとして駆り出されたこともありました。
会場係が主でしたが、それでも出場する選手を会場に集めるのが至難の業でした。

あらゆる場面を想定して、対応するのがこれからの戦略になると思う出した。
世界大会に関しては、時系列での作業工程もモデルとしてあるので送付するつもりです。
すべての人の英知によって、対応できればということが願いです。