2018年12月12日(八段語録3426)
消防梯子乗り忘年会

 消防の梯子乗りの忘年会が行われました。
一年間、事故なく無事に行事を行えたことに感謝です。
不思議にも、この消防団は、奉仕活動と共に、心の訓練所にもなりました。
というのも、個人的には、色々と人間関係に悩まされたのです。
それだけに、忍耐を強いられたこともあったのです。

私の心には、心の二つの系図があるようです。
この二つの心の系図ほど、厄介なことは無いようです。
一つの系譜は、不敬な流れであり、もう一つは、信頼する流れでした。
自己防衛のための、様々な心が肥大するというものです。
また、この期間、人間関係を教訓として、訓練させられたという事でもあるのです。

若き時から、あまり周りを気にせずに過ごしてきたのが、最近になって、巡ってきているようです。
あまり気分は良くないのですが、忍耐という心を養えたという事です。
決して、自分を乱すことなく、距離感を持ちながら過ごすことができたようです。
ある意味で、年齢が解決してくれたのかもしれません。

もう来年三月には消防団も退職です。
二十年の奉仕活動も終わりを迎えるのです。
自分を褒めてやりたい気持ちにもなります。
東日本大震災を乗り越えての消防団活動でしたので、充実感はあるのです。

それだけに、私自身を分析するまでもなく、宿命的な心の弱さがあるようです。
ようするに、「壊れやすい、癒えない」ゆえの、心の傷を受けるようです。
それ故に、感情をコントロールすることのできない誘惑に、勝てないことも悟ったのです。
今、新しい生き方を模索する契機をもたらしたという事にもなるのです。

心の弱さを乗り越えるエネルギーの根底は、極真会館で責任を持っているという自覚でした。
道場生と共に歩んでいるという事が、励みになっているのです。
それは、世の中の、あらゆるゴミ駄目の中に身をさらさないという事にもつながるのです。
極真の道を求めて、霊性を回復することを目指せたという事もできるのです。

世の中に流されることなく、自分自身の心の正しさを維持するという作業をするのです。
そんなことを、感じながら忘年会を終えることができました。
清々しい気持ちが、今は残っているという事です。