2018年10月20日(八段語録3409)
審査会で道場生が緊張

 宮城県本部では、百名の道場生が一同に集い、審査会です。
グランデー21で、恒例の秋季合宿審査が始まりました。
道場生の中で、審査を受けるメンバーは、緊張した趣で整列しているのです。
私は、挨拶として、「親を敬え、そして友達と仲良くしろ」と強制するような挨拶をしました。
要するに、二つの願いを語ったという事です。

道場生に前があるだけでなく、後ろがあり、今日だけと思っても明日があるのですというのです。
何のことか分からないでしょうが、語り続けたのです。
悪魔の放つ罠が潜んでいるという事です。
それだけに、「柱は、親子であって、家族が大切であるという事」の強調です。
もちろん、あらゆることが四方から囲まれて、上があり下もできるのです。
それは、道場生が肝に銘じて知らなければならないことという事です。

例え、小学校・中学校に通っても、学校という狭い範囲でも様々起こります。
いじめも起こります。
それだけに、右側が左側に、前後左右それぞれ位置を変えても対応する力が必要という事です。
その環境に対応する能力を養う力が、「親子関係」から生まれるという事の話でした。
今のこの時代は、前後左右上下が混とんとなって正しくないのです。

それだけに、親子関係をしっかり持って、家族の中で教育を受けるならば、迷路にハマるという事なのです。
親の言う事を聞くという事は、自分を捨てて従うという事にも匹敵します。
絶えず、親の審判を受けて育てば、どんな矛盾にも対応できるというものです。
そのような悟りある審査会になることができるようにと願うばかりでした。

 それだけに、上が下の、右が左の身代わりになる覚悟が必要なのです。
そのような訓練は、家族の中で、ことさら行われるというものです。
そうでなければ、見えない裏道が横たわって、迷う人生になるという事です。
そのような迷路を見極めるの、親子関係が強力であるかどうかにかかっているのです。

それだけに、親子が一致して、極真の修練を堂々と受けるべきという事です。
そして、訓練を通じて子供達は、勝利的な人生を歩んで欲しいという事です。
そうすることによって、道場生各自の目標が全うでき、実が結ばれるというものです。
それでこそ、親子が喜び、絆が深くなるというものです。

そのような人生を行くための、一路となるような合宿審査会になるという事です。
もちろん、全国全世界で審査会は行われています。
良き結果が表れることができるような指導を願うばかりです。
私の指導が全世界に行き届いていく事ができるように願っているのです。