2018年10月4日(八段語録3401)
相性が良いグループ

手塚会長と共に開拓した各師範を見ると、実に相性がいいのです。
もちろん、最高の人材であることを望むのですが、それなりの課題はあります。
私達は、優秀というよりは、このグループを慕ってきたのです。
今までの極真の歴史を見ても、チャンピオンとか優秀と言われる人が離れていきました。
しかし、このグループの人材を眺めると、実に相性がいいのです。

その相性は、優秀な人材を越えていくだけのパワーを秘めているのです。
それは不思議と、縦軸と横軸がうまくかみ合うのです。
それだけに、グループの中で、変な争いは起きていないのです。
もちろん、誰もが努力しているので、織物が折れるように立体性を維持しようとしているのです。

各師範の努力があって、理想的なグループが維持されているのです。
他の一般的な組織を眺めると、一人一人の能力が高くても効率が悪い場合があるのです。
それは、結果的に自分達だけの付き合いをもって、派閥を作るなどするのです。
つまり、占領主義でもって、蹴落とすという醜い争いも生まれるのです。

しかし、このグループは、各師範が厳然として、自分の立場を固守しているのです。
そして、責任を持って担当し、充実に完遂しているのです。
グループの手塚文子代表を頂いて運営されているので、横取りしようとする人はいないのです。
もちろん、蒔いた種は刈り取ることになるので、時が経てばどのようになるかは分からなという事もあります。

 さて、このグループの持ち主は一体誰なのかという事になります。
代表も会長もいます。各師範とそれに繋がる道場生も多数いるのです。
それで誰の所有かというならば、敢えて言うならば、手塚暢名誉会長の所有のグループなのです。
それは、今までもこれからも変わらないという事です。

私達は、このグループを預かって、後世に繋げていくだけなのです。
それだけに、つまらない事で、他の団体といざこざを起こすことなどできないのです。
また、押しのけて、手塚グループを乗っ取ろうとすることなど言語道断なのです。
それだけに、誤った行動をしたならば、とんでもない結果になるのです。

問題が起きたならば、今の各師範達で解決すべきなのです。
別れて、別行動するという事は許されないのです。
それは、手塚暢名誉会長に泥を塗ることなのです。
第一に考えなければならないことは、手塚名誉会長の弟子であるという事なのです。

それを私達の最初の出発点にしなければならないという事です。
手塚会長より愛された弟子であり、今まで苦楽を共にしてきた道場生なわけです。
そのような立場に立つとき、一人一人が自然に感じる権威を持たなければならないのです。
そして、より公的責任を持って運営していこうとする気構えが無ければならないのです。

 ところで、相性が良いという事は、お互い尊重しているという事なのです。
尊重するためには、燃え上がる心と訓練の力で、自分と向き合わなければならないのです。
そのような修練をしてきているので、盤石な関係が生まれるというものです。
もちろん、統括するのは自分自身ですから他に責任転嫁するわけにもいかないのです。

同じ資質を持って家族として築いていけるグループですので、将来が楽しみです。
明日にでも、世界大会の綱領も発表になるのです。
半年を切って、準備を重ねていくという事になるのです。
気を引き締めていかなければと思うのでした。