2018年9月12日(八段語録3393)
気持ちを大切にする手塚グループ

 道場生の心を掴む手塚グループでありたいと思うのです。
大きな心と内容を持った絆のある道場に、広く道場生は繋がってくるのです。
手塚グループにおける極真精神は、生活をベースとした家族を包み込むことができて初めて広がるのです。
そうすると、極真精神というものが、水が覆われるかのように満面に満ちることができるのです。

愛情ある家族を網羅できないと、素晴らしい精神も思想も主義も潰れてしまいます。
潰れないためには、心の底の根源から愛情は、出てこなければならないのです。
それだけに、技や強さだけを云々する空手道場は消滅してしまいます。   
つまり、人生の悩みや課題を抱えた道場生を安らかに包み込む道場でなければならないのです。

このグループが希望の本体であり、生命が躍動するところであり、心の平安に包まれる所という事を目指すのです。
それだけに、「家族」としての絆を持つという発想を手塚会長は持ったのです。
その発想は、これからも維持し継続させなければならない理想なのです。
そのすべてを網羅して抱擁しようとしているのが、このグループなのです。

そのような団体でなければ、手塚グループとは言えないのです。
愛情に満ち溢れた武道団体という事は、世間では不思議に捉えられがちです。
それでも、そのことを主張して発展したのが、この手塚グループなのです。
間違いなく、道場生の心を掴む道場であり続ける戦いをするのです。

 さて、今後の方向は、世間一般から認められていくという事を念頭に置くのです。
別に有名になって、世間に認められようとは思わないのです。
有名になることに関しては、かつて大山総裁の時に果たしてしまったのです。
それだけに、認められるという事は、多くの青少年を正しく愛情でもって育成するという事です。

それだけに、素晴らしい人材を世に送るという事に着目するという事です。
優秀な人材を輩出することなのです。
それも、極真会館が輩出したという事は一言も言わず、本人が自ずと認められるという事です。  
経済的に豊かになるという事ではなく、社会の役割を果たすことに一生懸命になるという事です。

そうすると、心が柔和な人であり、愛情に満ち溢れている人という事にもなるのです。  
このグループの道場生は、どんな誘惑があろうとも、家族を守れる人という事なのです。 
「一人の生命は宇宙以上に大きい」という事を実践できる人なのです。
他人を陥れ、利用するような人物にはならないという信念を持つような人材なのです。

そのような事を考えてみると、このグループは心の通う存在になるという事です。
このグループを引っ張って来たのが手塚会長なのです。
確かに、巨大な組織はありませんが、最後まで残ることのできるグループだと自負できるのです。
このグループ程、道場生を安らげるような存在という事を目指すのです。

オーソドックに、父母がいて、子供達と共に、みそ汁を作ってご飯を食べるという、我が家のような存在を目指すのです。
別に経済的に豊かでなくてもいいのです。
互いに笑顔がこぼれれば、天国なのです。

そのような当たり前の家族を、このグループは目指そうとするのです。