2018年8月24日(八段語録3377)
世界大会の手引き 1


 川崎師範から、国内の選手には、弁当の用意をしていないという報告を受けました。
それだけに、申込用紙に弁当の注文を事前に受付する仕組みを用紙に記載して欲しいという事でした。
それだけに、選手の参加費八千円と弁当代という事になるという事です。
これからも、世界大会は四年に一度開催するようになります。

それだけに、福岡で開催された世界大会を、いずれは自分の地域で開催するという事です。
各県本部長が、世界大会に向けて、地方大会を充実させて世界大会へとつなげて頂きたいものです。
次回の四年後の世界大会は、仙台での開催という事になるという事です。
それ以降、世界大会を東京・大阪という事になると思うで、担当できる力を蓄えて欲しいという事です。

手塚グループが飛躍することができるのも、世界大会が座標軸になるように思うのです。
このグループの理想型を表現できる運営でありたいと思うわけです。
日々、新規獲得から教育という通常活動に加えて、四年に一度のイベントを行うのです。
その場は、手塚グループとしての「家族」の出会いと再会の場になるという事です。

この世界大会に対する心構えは、手塚グループの理念を表すことができるようにという事です。
世界の紛争と闘争を持ち込もうとするのではないのです。
あくまでも、本来のグループの理想型を体現するという事です。
それだけに、今回も福岡県だけが責任を持つという事ではなく、全国の本部長が等しく責任を持つのです。

 さて、最初の世界大会を強調して、標榜するかというならば、そこは原点にはなるという事です。
優勝だけを焦点にするのではなく、死力を尽くして大会で頑張るという事も評価するのです。
世界大会が特別なものとして、あまりにも遠い距離にはおいてはいけないという事です。
世界の道場生との絆を結ぶという場になるという事です。

その為に、できるだけ「おもてなし」の心で外的環境を作っていくという事です。
世界の極真手塚グループが、絆が結ばれる感情を体得することができなければならないという事です。
世界大会は確かに実践空手の大会であることは、間違いないのです。
「競技場で走るものは、みな走りますが賞を得るものは一人だけです。あなた方も賞を得る世に走りなさい」という言葉があります。

世界大会に参加するという事は、選手もスタッフも賞を取るように走らなければならないという事でしょう。
人生に対して、現在生きている道場生は、世界大会に向かって人生行路を走っていく時期の到来を自覚して欲しいのです。
漠然として道場で稽古を積み重ねたとしても、来年の三月には世界大会があるのです。
どのように参加するかという事が、大切な事になるのです。

極真会館手塚グループとして縁を持つようになったのですから、世界大会があるのですから、大会に符合して、その目的があるので、動いていかなければならないという事です。
それだけに、出場する選手だけが、競技者ではなく、誰もが世界大会に向かって取り組む一選手という自覚が必要なのです。
誰彼と問わず、一選手の立場に立った自分であることを認めるならば、この大会が自分自身を訓練されるに至るという事です。
それだけに、自分自身が「いかなる試練に出会って立ち向かわなければならないか」という事を研究すべきなのです。

会長として、ブログを発信する中で、何をどうしなければならないかという事を、指導者を初め道場生が自覚するという事が、この世界大会に向けての手引書としての動機なのです。
とにかく、世界大会はあるわけですので、走らなければならないという事です。
もちろん、誰がそのように支えることができるかというシミュレーションを描く必要があるという事も事実なのです。
そんな自覚の為にも、手引書を表現していこうと思っているのです。