2018年8月17日(八段語録3372)
世界大会に向けての蓄積


 福岡県本部と手塚グループで蓄積された内容を、一挙に発表する時が世界大会です。
手塚グループの初期は、千葉・郡山・秋田・盛岡・仙台・札幌で大会が行われました。
その集大成として、三十二回全日本大会が仙台のグランディで行われました。
さらに、第一回世界大会が宮城県武道館・第二回世界大会がグランディで行われたのです。

十年前からは、正式に手塚グループとして福岡県本部でも開催されるようになりました。
今回は、手塚グループがマニアル化している内容と福岡本部との方法と融合するのです。
主催地だけが、責任を持って苦労だけするという事は、決して許されるものではないのです。
確かに、実行委員長として川崎師範が先頭を切りますが、グループ全体が支えるのです。

ところで話は変わるのですが、剣道連盟の昇段において、金銭が動いていたというニュースが入ってきました。
要するに、賄賂を贈って、段位を買うという事が慣行になっていたというのです。
スポーツ界の不祥事が、道を究める武道まで及んできていることにショックを隠せません。
それも、最高位の範士の指導を受けるのに、一回につき数万円払うというのです。

さらに、居合道という事もあって、刀を必要とするのですが、二十万円程のものが、八十万円での購入になるというのです。
最も驚いたのは、範士の試験が人格的内容を重視するという事で、儒教や神仏の教えに則っているかという事なのです。
合否の基準が、一体どこになるのかという事さえ分からないという事になるのです。

 話を元の戻すのですが、総裁が世界大会の伝統を引き継ぐ良い大会にしたいのです。
総裁が亡くなって分裂と葛藤が清算されるようにしたいのです。
それ故に、和解と統一で家族という理想が果たされる道を見出したいものです。
また、この世界大会の参加者一人一人が、私が願った大会であったと言えるようにしなければならないという事です。
つまり、参加者全員に合致し、「良かった」と感動を受ける大会にしなければならないのです。

当たり前に、大会の全責任はグループの会長が取らなければならないのです。
大会ですので、審判が判定を下すのですが、問題があった時には最高審判長としての会長に判断をゆだねてもらうのです。
もちろん、そのような事が無いように、ルールをしっかり定めるという事が願われるのです。
それも、手塚暢杯という事で、開催される世界大会ですので、手塚会長が生きているように、また似るように行われるべきであると思っているのです。

この世界大会に関して、しっかりとした基準を細かく策定すべきなのです。
その目的は、世界の為にあったという大会にすべきという事になるのです。
それだけに、不満や不正が無いように運営しなければならないという事です。
もちろん、大会運営中に、台風に揺さぶられる錨のようになるかもしれません。

それでも、大会を支えて行けるようにしなければならないという事です。
世界大会ですから、国境を超えるだけのパワーが願われるわけです。
要するに、極真パワーがある限り、成功し勝利することができるというものです。

キュウリを植えれば、キュウリができるし、大豆を植えれば、大豆ができるのです。
それ故に、何をどのように準備するかという事が、今後の備えという事になるのです。
要するに、万全な準備がこれから必要とされるという事です。
その万全な準備の下に、五色人種が集まる最高の舞台を作るという事です。

 ところで、手塚グループの本部長を中心として、この世界大会に関心を持たなければならないのです。
福岡県本部だけに責任を押し付けて良いというものではないのです。
本部長として自分ができる全てを、検討するという事が重要なのです。
当然、本部長は福岡に結集すべきです。

さらに、道場生が世界大会に参加できるような道を開拓すべきです。
世界大会といっても、手塚グループの各県本部の多くの道場生が参加できるようにしたいのです。
その為には、初級・中級・上級とクラスに分けて、同じレベルの道場生が参加できるようにしたいものです。
世界大会と言って、上級者だけの大会にはしたくないのです。

要するに、家族ですから、修行年数に合わせて十分に競う事ができる環境を作っていきたいのです。
武道を通しての世界平和がもたらされるというものです。